2016年8月24日水曜日

スカッとしないから益子に行ってスカッとした「セントアイブスの風」展

 先週の雷で電動ロクロが動かなくなっちゃったってのが前の記事。
修理のために益子まで行って預けてきました。
 ちなみに壊れたロクロはシンポのRK-3Dなんですが、「スリーディー」って呼んでましたね。そのままなんで当たり前っていえば当たり前なんだけど、そうか「スリーディー」か。なんかロクロのくせにカッコイイ呼ばれ方してんな~と思いました。15年近く使ってるんですが一回も名前呼んだことなかったなあ~

 まあ故障~修理となると理由はともあれ気分は落ち込んでスッキリしないわけですが、スッキリする故障ってのもねえだろうなあと思ってあきらめました。

 よせばいいのにやきもの屋になりたいと一応おっしゃってくれてる割に夏休みに一回も土を触ろうとしない「年中夏休み男」五年生ボンクラ一号と一緒だったのですが、二人で勉強だーなんつって美術館にも足を運びました。何やってるか知らなかったんですが、企画展は「セントアイブスの風」良かったっす!スッキリしました!

 中でも良かったのはイギリスの陶芸家が益子に滞在製作する企画で製作したものの展示コーナー。写真とってもオーケーだったので穴のあくほど見てから写真にも一応おさめてきました。

 
ガビンと来たのはこれ!

おおー!一方的に影響受けてるクライヴ・ボウエンだ~!

作り方まで載ってる!
白泥をかけた後、掻き落として模様をつける!


知ってるわ!

これらはこないだ作ったばっかりのもの!



身を乗り出して覗き込んで見込みの中を撮影!
良く写ってねえし!

ボウエンの黄色い鉄釉?やっぱり焼成温度低いんですね。ガレナ釉とかのイギリス伝統釉みたいです。たぶん鉛とかも入ってて食品に対して安全とは言い切れないんじゃないかな。自分では食器としては作らないでしょうけど、ともかくイケナイ調合ってのは妖しい魅力があるのは作陶する皆さんならご存知の通り!!

 



 他にもこんな感じで、多分ワークショップとかセミナーしながら作ったのかな?いい意味で肩の凝らない作品が数点づつ各作家ごとに並んでて手の動きまで感じ取りたい(感じ取ったとかではない)いい展示!

 もちろんセントアイブスで学んだ日本人の作家、という本チャンの展示も写真は撮れませんが素晴らしい骨太作品ぞろいで、浮足立っちゃいましたね。
 早くウチ帰ってガバーといろいろ作りたい!!
 でもロクロがない!やっぱスッキリしねえじゃねえか! 

 肝心のボンクラ一号に「どうだった?」って聞いたら「お昼はモスバーガーに行きたい」という完全に本人のキャラクターを踏襲した完璧な答えが返ってきました。
 アイパッドさんに聞いたら益子にモスバーガーはないみたいでした。残念!




 

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