2016年4月1日金曜日

箸置きで新釉薬のテストというか一発狙い

暮れからちょっとずつ青系の光沢釉を作っては試しています。

基本的に差し色用に作ってるんですが、季節の変わり目のせいかまだ来ぬ夏の太陽のせいかわかりませんがフト地色と差し色をひっくり返してみたくなりました。

今まで原色系というか阪神藤波のストレートみたいな本格派のカラー系釉薬は、使ってませんでした。コバルト使うのはファインの方に影響出ちゃうとやばいなあとか、青自体好きな色でもないとかいろいろありますが、腕と超センスが問われるので避けていたというのが本当のところ。





青い色は満足です、きれいにできましたが、箸をおきたいものじゃあありませんでした(笑)

現物の色見は作者本人からにじみ出る何かを写したかのたようにもうちょっとロイヤルなんですが(意味不明、ようは濃いめってこと)、デザインの変更と、ドットの差し色の入れ方をもうちょっと精密に細工しないとあか抜けないままになりそうです。
ここから先は箸置きにいくら出せるかいくらとれるかって話になりそうで、自分としては1000円以上する箸置き買えちゃうような方に買っていただけるほどの腕でも存在でもありません。

鮮やかな瑠璃釉の風格はやはり土や器形に相当左右されそうですね。自分にはまだ難しいです。
地色にするには鉄を混ぜて暗いくすんだ青にすると思います。

とりあえず差し色用のロイヤルに青い釉薬の製作には成功。ただし沖縄の青い空にはかないません!

他に柿釉でも作ってみたのでとりあえず紹介
もう箸置きなのかテストピースなのかビミョーになってきましたね~



差し色は今回話題の青釉(上)といつも飴釉に付けてる緑釉(下)。これは成功。滲み方がエロい
青釉の相手が見つかったかも(ただしもっと大きいドットにしたい)


しくじりついでにお遊び写真。下の画像を見ながら顔をぐるぐる回すと渦巻きがぐるぐる回って見えます

安心してください、これもウソで~す

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