2014年2月20日木曜日

アルミナるつぼ(蓋つき) 二種類 

蓋つきのアルミナるつぼが二種類


どちらもるつぼの見込側に凸部を落とし込むタイプの蓋です
るつぼの蓋にはほかに、かぶせるタイプの蓋、るつぼ口元の形に溝を掘った板状のものなどがあります。
それぞれ使い勝手の上で得手不得手、向き不向きがあるらしく、ユーザーの各研究者の方のチョイスが決まってくるようです。

このパターンの蓋は内容物のせり上がりに対して強い(特に超電導物質の時など)、るつぼ本体と同じ直径にできる、などの利点があるみたいです。

特に上の形は以前ジルコニアのるつぼも紹介しましたが、るつぼ本体の底部も蓋と同形状になっており、そのままお重に重ねて底に蓋の役割をさせることもできます。
また、成形型である石膏型を切り詰めてそこを作れるので、るつぼ本体の原型だけ作ればいいため型代の節約もできます(形にもよりますが)
一石三鳥ですが、内容物との反応や揮発による汚染などある場合は、二回目以降の組み合わせをそろえなきゃいけなかったりもしかすると寿命も短いかもしれませんので、その場合はマイナス一鳥かな?



写真のものの寸法はそれぞれ、20φ程度、10φ程度で、純度はアルミナの99.99です

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